Loveの文字を初夏の小さなお花をハートの形で飾りました。
Loveの文字はカッパープレート体という18世紀にイギリスで発達した書体をベースに書いています。
筆記体の元になった文字でもありますし、モダンカリグラフィーと呼ばれるカッパープレート体を崩して表現するモダンなスタイルにも発展して、世界中に愛好者が増えています。
この文字も伝統的なカッパープレート体をベースに自然な装飾ラインをあしらい、柔らかなクラシカルモダンな表現にしています。
<使用した書体、道具、彩色法>
書体〜クラシカルモダンなカッパープレート体
絵の具〜文字はファインテック社・インカゴールド(FINETEC INKAGOLD)
ニブ(ペン先)〜スピードボール社・ハント101(HUNT101)
作品用紙〜キャンソン・ミ・タント
ハートの彩色〜サクラピグマ0.03mmセピアでアウトラインを取り、ウィンザー&ニュートンの固形水彩絵の具で着色